こんにちは。

早いもので、このブログを立ち上げてから1年経ちました。

その割に投稿数が少ないので、もうちょっとペースを上げて書いていきたいですね。

しかし書き始めるとあれこれと詰め込みたくなるので、どうしても長くなってしまいます(笑)

 

さて、「転生したらスライムだった件」もコミカライズ17巻でついにリムルが他の魔王達と邂逅します。

 

人魔会談2

【魔王達の宴(ワルプルギス)】が開かれる一週間前、ラプラスはクレイマンの居城を訪れていました。

ミリムによって首都を消し飛ばされた獣王国ユーラザニアへ攻め込む計画を立てるクレイマンに、焦りすぎではないかと思うラプラス。

【魔王達の宴】では「クレイマンの配下であるミュウランがリムルによって殺害され、更にカリオンがクレイマンから魔王の座を奪うようにリムルを焚きつけた」と主張する事によって、獣王国へ攻め込む正当な理由を作り上げます。

自分の計画に絶対の自信を持っているクレイマン。

しかしラプラスはその計画に不安を覚え、決して油断しないように忠告するとその場を後にしました。

 

テンペストでは小休止を挟んで会議が続いており、そんなリムル達の元へいきなり「この国は滅亡する!!」と言いながらラミリスが飛び込んで来ました。

あっさりディアブロに捕まったラミリスを、会議が終わるまで面倒を見るようヴェルドラに押し付けリムルは話し合いを続けます。

友好国である獣王国をミリムを使い滅ぼした事。

ファルムスが攻め込んできた際にも裏で糸を引いていた可能性が高い事。

それらを理由に魔王クレイマンと事を構えると宣言します。

捕虜の取り調べでも新しい情報が得られていました。

自信満々で発言しようとしたシオンが肝心の黒幕の名前を忘れたのをミュウランがサポートする場面があったものの、元凶が西方聖教会のニコラウス・シュペルタス枢機卿であると判明します。

しかし聖教会本部が正式な決定を下す前にファルムス王国が挙兵したので、交渉次第で敵対を避けられる可能性がありました。

リムルとしてもヒナタと再び戦いたくないのもあって、交渉はブルムンドが引き受け西方諸国評議会でテンペストを宣伝するとフューズが約束します。

それと同時に、リムルをシズの仇だと偽りの情報をヒナタに密告した犯人の検討もついてきました。

今後のファルムス王国への対応として、ヨウムが捕虜3人を連れてファルムスへ戻る事になり、テンペストからの助力としてディアブロが任命されます。

そして戦後のゴタゴタが一段落した所で、ヴェルドラと共にマンガに夢中になっていたラミリスから話を聞く事になりました。

 

魔王と竜種

ラミリスはクレイマンの提案で【魔王達の宴】が発動した事を告げ、リムル達に危険が迫っていると知らせに来たのでした。

今まで直接手を出さずに姑息な手段を用いてきたクレイマンに、いい加減しびれを切らせていたリムル。

これ幸いと、自分も【魔王達の宴】に飛び入りで参加する事にしました。

シュナやゲルドが危険ではないかと心配するも、ミリムのいつもの彼女とは異なる言動が気になっていたリムルは直接問いただすと決めます。

連れて行ける従者が2人と知って騒ぎ出す配下達を置いておいて、リムルはついにシズの仇である魔王レオン・クロムウェルと対面する機会を得ました。

 

場所は変わって、氷土の大陸に住まう最強最古の魔王ギィ・クリムゾンの居城にて。

同じく魔王のレオン・クロムウェルはギィを訪ねていました。

ギィの配下であるレインに連れられて、彼が待つ大広間へと案内されるレオン。

大勢の悪魔達が左右に立ち並び、彼を出迎えます。

ギィの熱烈な歓迎にうんざりするレオン。

場所を変えた彼らは、今回の【魔王達の宴】が発動された事、開催の賛同者に何故かギィと並ぶ実力を持つミリムの名があった事等を話し始めました。

レオンに対してもそうですが、ギィは自分が認めた相手にはかなり寛容な性格で、自分と同じく古い魔王であるミリムやラミリスも大切な友人と思っています。

元々【魔王達の宴】もギィ、ミリム、ラミリスの3人が集まって行っていたお茶会に、しばらくして誕生した他の魔王達が加わって色々なルールが設定されたというものでした。

ギィの居城には相棒としてヴェルドラの姉である【白氷竜ヴェルザード】も暮らしています。

彼女も話に加わり、2年前に消滅したと思われていたヴェルドラが復活したとレオンが告げました。

レオンは2年前のヴェルドラの気配の消滅と、ジュラの大森林に新たな勢力が台頭した時期が同じ時期である事に目を付け、テンペストの盟主になったスライムがヴェルドラの復活に関わっているのではと仮説を立てます。

ギィもその仮説を支持し、【魔王達の宴】でその力を見極めようとするのでした。

 

魔王達の宴

リムルが【魔王達の宴】に連れて行く従者はシオン、ランガに決まりました。

ラミリスの従者はベレッタと、ようやく妖精女王との再会が叶ったトレイニーです。

本体である樹木からあまり離れる事ができないトレイニーの為、リムルは彼女の本体である大霊樹を使って人形を作り上げました。

そのお陰で本体からいくら離れても問題なく活動できるようになったトレイニー。

準備を全て終わらせたリムル達は、迎えが来るまで束の間の休憩に入りました。

 

獣王国へ向かう道中、ミリムの領地【忘れられた竜の都】に駐屯しているクレイマンの軍隊。

その指揮官であるヤムザは竜の民に高圧的な態度で接していました。

食糧倉庫を3つ空にしてこれ以上の援助は厳しいと訴える神官長ミッドレイに「ミリムの不始末の尻拭いをしてやっている」と言い、更に物資運搬用の人材まで求めます。

それに反対した【竜を祀る民】ヘルメスの腕を、見せしめに剣で斬り飛ばすという横暴さを見せるヤムザ。

ミッドレイの取り成しで剣を収めるものの、竜の民は自分達を守護する魔王ミリムの帰還を強く望むのでした。

 

テンペストで待機するリムル達の元へ、ギィ配下のミザリーが転送門で訪れました。

先に門を潜ったラミリスの後を追い、リムル達も足を進めます。

シオン、ランガと共に転送門をくぐるシーンですが、小説6巻の表紙とよく似た雰囲気で描かれていて作者のこだわりを感じました。

この門の先はかつてヴェルドラと互角の戦いを繰り広げたという魔王達も登場するので、リムルにとっては気を引き締めて進まなければならない場所です。

 

リムルが門を潜ると、巨大な円卓と人数分の椅子が置かれた広間に辿り着きました。

奥の椅子にギィが座り、転送門をくぐってきた【巨人族ダグリュール】や【吸血鬼族ヴァレンタイン】、【堕天族ディーノ】、【有翼族フレイ】が次々と着席していきます。

ヴァレンタインが連れている従者のメイド、フレイが連れているライオンマスクの大男が気になるリムル。

そこへついに魔王レオンが門をくぐって現れました。

シズの面影があるリムルを見て、レオンの方も何やら思う所がある様子。

「イフリートを受け入れて魔人にならず、人間として生きて死ぬ事を選んだのはシズ自身の意思によるもの」

レオンもリムルに興味を持ったようで、自分の国に招待すると約束しました。

最後にミリムとクレイマンが到着しますが、クレイマンは全員の前でミリムの頭を殴るという暴挙に出ます。

本来のミリムの苛烈さを知っている他の魔王達が凍り付く中、ミリムは何もなかったかのように席に就きました。

完全に自分の命令に従うミリムを見て優越感に浸るクレイマン。

そして、意気揚々と【魔王達の宴】の開催を宣言しました。

 

開戦

獣王国へ攻め入ったヤムザは、ミリムの攻撃から生き残った住民の姿が見えない事に焦りを感じていました。

そこに自軍の戦士が奇襲を受けたと報告があります。

テンペストから援軍を送るにしても到底間に合わない筈が、味方の軍勢はテンペストの戦士達に不意を突かれてどんどん行動不能に追い込まれていました。

ある者はハイオーク達の【土操作】のスキルで落とし穴に飲み込まれ、空を飛んで難を逃れた者はガビル率いる【龍人族】によって次々と仕留められます。

アルビス、スフィア、フォビオの三獣士はベニマルを総大将とし、敵軍首魁の討伐を命じられそれぞれ戦場に身を投じていきました。

スフィアとガビルは敵軍の後方に行き、医療班として連れて来られていたミッドレイ、ヘルメスら【竜を祀る民】が最強の勢力であると確信します。

フォビオとゲルドは戦場を陰から見ていたフットマン、ティアと戦闘を開始。

スフィア、フォビオの参戦がヤムザに伝えられ、三獣士には敵わないと判断したヤムザは、部下達に援軍を連れて来ると偽って一人逃げる事にしました。

しかし転移魔法が発動しないと気付き、残してきた部下達が麻痺や毒、石化攻撃を受けている様子を見て三獣士筆頭のアルビスの攻撃を受けていると知ります。

獣王国のアルビスvsクレイマン軍指揮官ヤムザの戦いは次巻で!

 

新アニメのお知らせ

新しく転スラのアニメが始まりました!

転スラ第二期(前半)→転スラ日記→転スラ第二期(後半)の順番でアニメが放送されます。

本編の殺伐とした雰囲気を感じさせない転スラ日記で、ゆるっとした雰囲気を味わいましょう。